自然農法で玉ねぎを育てる方法
- Kimie
- 2018年11月14日
- 読了時間: 3分
中央アジア~中近東の冷涼な地域が原産の玉ねぎは、夏野菜を育てた後に育てられます。弱酸性~中性の比較的肥沃で、水はけの良い土を好みます。

6月~10月にズッキーニ、11月~6月に玉ねぎ、と同じ畑でリレー式に植えると、共によく育ちます。
ウリ科のズッキーニはカボチャの仲間で、中南米の原産。乾燥地帯で育った野菜なので、水はけが良い肥沃な土を好みます。茎が短く葉が密集するため、うどんこ病が出やすいので風通しを良くします。
土づくり
8月中旬~下旬、1㎡当たり、完熟した堆肥(3~5リットル)、もみ殻燻炭(5リットル)、油粕(1リットル)をまいて土を耕しておきます。
玉ねぎの種まき
9月中旬~下旬、5mm間隔で種をまき、10cm間をあけて次の列にも5mm間隔で種をまき、暑さ5mmの土をかけ、もみ殻をまいてから足で踏んで土と種を密着させます。
水切れに注意しながら育てます。
玉ねぎの植え付け
11月中旬~12月上旬、葉が3~4枚で、草丈が25cmくらいで、割り箸くらいの太さの新鮮な苗を選びます。
購入した苗が長い場合には、草丈が30cmくらいになるよう先端を切り、根も1cmくらい残して切ります。
深さ5~8cmの溝を作り、玉ねぎの苗を溝の片側に寄せて、根の上の白い部分が隠れる程度の深さで植え付けをします。
株の間隔は10~15cm、畝の間隔は25~30cmくらい。3~4cm厚さに土をかぶせたら足で踏んで土を密着させます。
植え付けをしたら米ぬかと油かすを混ぜたものをまき、草を敷いておきます。
マルチ
玉ねぎは草に負けやすいので、周囲の草が伸びてきたら刈り取って地面に敷いておきます。
霜柱で根が浮いたものがあれば、暖かい日に、根を土の中に植え直します。
水やり
春以降、1週間以上、雨が降らない場合には日中に、たっぷりと水やりをします。
玉ねぎの収穫
5月中旬~6月下旬、ネギ坊主が伸び始めたものは、すぐに収穫して葉玉ねぎとして利用します。
葉が倒れたものから少しずつ玉ねぎを収穫するか、全体の5~8割の葉が倒れた頃に一斉に収穫します。
晴れの日が続き、土が乾燥している時が収穫に適しています。
掘り上げた玉ねぎは、天日で2~3日乾かし、軒下などに吊るして保存します。
玉ねぎを収穫した後、葉を地面に敷いておくと、ズッキーニにつくウリハムシを避けられます。
ズッキーニを育てる

5月中旬~6月下旬、玉ねぎを掘り上げた日に、ズッキーニの種を1か所3~4粒、方向を揃えてまき、土で覆って草を敷いておきます。
5月下旬~7月上旬、健康な株を2本ずつ残して間引き、周囲15cmの草を刈って敷いておきます。
6月下旬~10月中旬、長さ20cmくらいになった実を収穫します。10月に入ったら、早めに根元から切り取り、茎や葉は土の上に敷いておきます。
種取り

7月上旬~中旬に玉ねぎの種を採る株を選び、7月中旬にズッキーニの種を採る株を選び、9月中旬に種を採ります。
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