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  • 執筆者の写真Kimie

秋の家庭菜園

更新日:2018年10月24日

イチゴの苗は10月中旬から11月下旬に、玉ねぎの苗は11月上旬から下旬ころに植え付けをすると、来年の春に収穫できます。

ソラマメやエンドウは種から簡単に育てられますので、11月中旬くらいから種まきをします。


前年の秋に菜園の準備をしてある場合なら、苗の根元の土を手で押さえ、種をまいた上から足で土を踏み固めるだけで、水を与えず自然に育てられます。


苗の植え付け

小さな苗を畑に植え付ける前に、水で300倍に薄めた醸造酢に鉢の底を漬けて、鉢の底穴から水を吸わせておくと、微生物が活性化されて根付きが良くなります。


苗を植え付けるための穴を掘る時には、地表の乾いた土と、地中の湿った土を分けておき、穴に苗を入れて隙間に土を入れる時に湿った土のほうを入れます。



種まき

ソラマメやエンドウの種は、30cmくらい間隔をあけて、2~3粒ずつ土にまき、土をかぶせます。ソラマメは黒いスジのほうを下にすると発芽、発根しやすくなります。


自然農法では肥料を与えませんが、プランターなどで育てる場合には、3月~5月に追肥を与えたほうが生育が良くなります。


春になると、エンドウにはスイートピーのような可愛らしい花が咲きます。エンドウもソラマメも、5月~6月くらいには収穫できます。



プランターで育てる方法



肥料と水やりが大切

プランターでは地面のような養分や自然な水分がないので、液体肥料などを与えてやらないと生育が良くなりません。


苗や種を植える土に粉末状の肥料を混ぜ込んでおきますが、肥料も入っている市販の土を使うと簡単です。


水は下から吸わせる

苗や種を植える前に、たっぷりと水をまいて土を湿らせてから土に穴を掘り、苗や種を植えたら湿った土をかぶせます。土の上から水をかけるよりも、種や苗の下にある土に水が十分あるほうが、よく育ちます。


生育中は水をたっぷり与える

植え付け直後は水やりせず、芽が出てきてから、土の表面が乾いている時だけ水やりをします。ちょこちょこと水やりするよりも、土の表面が乾いたら、鉢の底から水が出てくるまでたっぷりと水を与えるほうが根の先まで水分が行きわたります。


常に土が湿っていると土が硬くなって根が呼吸できなくなってしまいますので、カラカラにならない程度に土が乾いた状態のほうが根に酸素が行きわたりますし、たっぷり水を与えると、水と共に古い空気も流れ出ることで新しい酸素が土に入ります。


秋と冬には水やりの量も減らし、冬は気温が高くなる午前中に水を与え、朝夕に冷たい水を与えないようにします。

春になると成長が早くなってくるので、水やりの頻度も増えますが、土の表面が乾いてから、朝か夕方に与えるようにします。

夏は土も乾きやすくなるので一日に2度、水やりが必要になることもありますが、日中の熱い時間帯に水やりすると蒸れてしまうので、朝か夕方の涼しくなってからにします。


成長期には肥料を与える

苗が成長してきたら、水で薄めた液体肥料を2~3週間に1度くらい与えます。


野菜やハーブの成長期は春と秋です。夏と冬には成長が止まるので、肥料は与えません。肥料を与えすぎて枯らすこともありますので、植え付けの時と成長期だけ、分量に気をつけて与えるようにすると元気に育ちます。



#家庭菜園 #野菜 #秋


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